
「イベント警備の計画って、正直どう立てればいいの?」
今回は、求人のお知らせではなく、ガードアクシスが手がけるちょっと裏方的な業務についてご紹介します。
というのも、最近ありがたいことに、警備会社様やイベント主催者の方からこんなお悩みをよく耳にするようになりました。
「イベントの警備、頼まれたはいいけど…人員って何人必要?」
「どの時間に何人必要なのか、スケジュールが組めない」
「役所に出す企画書って、どう作ればいいんだろう?」
■なぜ今、警備の“計画支援”が必要とされているのか?
近年、地域で開催されるイベントの数は増加傾向にあります。
地元のお祭りやマルシェ、商店街のフェス、小規模なスポーツ大会など、地域活性化を目的とした催しが全国的に広がっています。
一方で、それに伴って行政や警察からの安全管理に関する指導も強化されているのが現状です。
「人が集まる=リスクがある」という認識が広まり、主催者にとっても“安全計画の立案”は避けて通れない課題になってきました。
特に近年は以下のようなケースでご相談をいただくことが増えています
■実際にあった、現場のリアルな困りごと
- 警備会社の若手社員からの声
「隊員は用意できたけど、どの時間帯に何人必要なのかが分からない…」
→ 結果的に人員が偏ってしまい、混雑時間帯に誘導が追いつかなかった - 町内会の主催者からの声
「消防や役所に出す“警備計画書”の形式が分からず、相談窓口も見つからない」
→ イベント直前まで書類が通らず、スケジュールが圧迫された - 予算管理に悩む担当者の声
「過去に“必要以上に警備員を入れてしまって”予算が膨らんだ。適正人数を事前に知りたい」
→ 無駄を避けるためにも、初期段階からの計画支援を求めている
このように、「現場で働く人はいるけど、計画を作れる人がいない」という声が、今まさに増えているのです。
そこでガードアクシスでは、イベントの“やりたいこと”に合わせた警備計画づくりをお手伝いしています。
本記事では、その支援内容を具体的にご紹介していきます。
こんな方におすすめです
ガードアクシスの「警備計画サポート」は、イベント主催者様だけでなく、他の警備会社様や、初めて警備を担当するご担当者様にも幅広くご活用いただいています。
イベント警備というと、当日の誘導や見回りに目が行きがちですが、事前の計画づくりこそが事故防止や混乱回避のカギになります。
特に以下のようなお悩みをお持ちの方には、私たちのサポートが大きな助けになります。
✔ 地域イベントの主催をされる町内会・商店街の方へ
- 「毎年のことだから…」となんとなく進めてきたイベントで、前年トラブルが発生。
- 書類提出を求められるようになったが、専門用語や形式が分からず困っている。
→ 私たちは“書類の書き方”だけでなく、“どう安全を確保するか”から一緒に考えます。
✔ 警備業を行っているが、イベント経験が浅い会社様へ
- 普段は施設常駐や交通誘導がメインで、イベント対応のノウハウが社内にない。
- 現場に入るスタッフはいるが、警備計画書の作成が手間で対応しきれない。
→ 必要に応じて警備会社様の“裏方パートナー”として計画部分だけを請け負うことも可能です。
✔ 学校・公共施設などで初めて安全管理を任されたご担当者様へ
- PTAや自治体イベントで安全確保を求められたが、何から始めればいいか不明。
- 警備を依頼するべきか、自前で回せるかの判断もつかない。
→ 無理に人を増やすのではなく、今ある人員で最も効果的な配置を考えるところからサポートします。
「どうすれば安全を保てるのか」ではなく、
「どうすれば“安心して楽しんでもらえるか”」という視点で考えるのが、私たちの姿勢です。
ご依頼の流れとサポート内容
「相談したいけど、何を用意すればいいのかわからない…」
そんな方でも安心していただけるよう、ガードアクシスではご相談から計画書の完成までを一貫してサポートしています。
無理なく、分かりやすく、現場で本当に役立つ形でご提案するのが私たちのスタイルです。
STEP1|まずはお問い合わせください(目安:イベントの1〜2か月前)
イベントの概要がまだ固まっていなくても問題ありません。
「こんなイベントを予定しています」程度の情報でOKです。
お問い合わせ時にお聞きしたいこと:
- イベントの目的(例:商店街の集客、地域の安全教育など)
- 想定来場者数
- 会場の規模や場所(住所・施設名など)
- 実施日と予備日(悪天候対策など)
- 現時点で決まっていること/未確定なこと
→ フォームや電話でご連絡いただければ、専任の担当者がわかりやすくご案内します。
STEP2|ヒアリング・現地確認(目安:実施日の1か月前〜2週間前)
会場図面や過去の開催状況などをもとに、当日どこに人が集まるのか、危険が予想されるポイントはどこかを確認します。
可能な場合は、実際に現地を下見し、以下のような点を確認します:
- 混雑エリアになりそうな導線や出入口
- ステージや抽選会など、集中が予想されるタイミング
- 車両搬入・搬出のルートと危険ポイント
- 照明のない場所、足場の悪い場所、転倒リスク
→ こうした「現場のリアル」を拾いながら、計画に落とし込んでいきます。
STEP3|警備体制のご提案・企画書の作成(目安:2週間〜10日前)
ヒアリング内容をもとに、人員配置・時間割・役割分担などを記した警備計画書を作成します。
提出物の例:
- 警備配置図(どこに何人立つか、時間帯ごとの人員数)
- タイムテーブル(開場/混雑時間/終了後対応など)
- 役割表(誘導係・巡回係・責任者の配置など)
- 緊急時対応フロー(迷子発生、体調不良、事故対応など)
- 行政・警察への提出用書類(必要な場合)
→ 他社様で警備を実施される場合も、「計画書だけ依頼したい」というご相談も歓迎しています。
STEP4|警備実施または資料の引き渡し
ガードアクシスが当日の警備を担当する場合は、そのまま現場に即した体制で警備スタッフを派遣します。
他社様が実施する場合は、そのまま現場で使える資料一式を納品いたします。
→ 現場で“迷わない”計画書があることで、当日の運営が格段にスムーズになります。
まとめ|イベントを成功させるには「計画」からが警備の仕事です
イベントは、多くの人にとって楽しみな“非日常”。
でも、その裏側では、当日の混乱やトラブルを未然に防ぐための「計画」という土台づくりが欠かせません。
ガードアクシスでは、警備員の手配や誘導業務だけでなく、
「そもそも何人必要か」「どこに配置すればいいか」「どうすれば安全か」といった企画段階からの警備支援を行っています。
安全の先に、“楽しさ”がある
来場者にとって本当に心に残るイベントは、「楽しかった」だけでなく「安心して過ごせた」という体験とセットになっています。
そしてその“安心”を支えるのが、私たち警備の役割です。
- 誰もが安心して足を運べるお祭りをつくる
- 子どもたちが安全に楽しめる場を守る
- 関係者がスムーズに動けるよう配慮する
こうした一つひとつを、計画段階から設計できるのが、私たちガードアクシスの強みです。
「裏方のプロ」として働いてみたい方も、ぜひ
そしてこの記事を読んで、
「こういう現場の安全を支える仕事って面白そうだな」
「ただ“立つ”だけじゃない、考える警備に興味がある」
と思ってくださった方がいれば、ぜひ一緒に働いてみませんか?
ガードアクシスでは、未経験からでも“考える警備”に挑戦できるチャンスがあります。
実際に、現場での経験を重ねながら、警備計画の立案や企画段階に関わっているスタッフも増えています。
▶︎ 採用情報はこちら