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〒532-0011 大阪市淀川区西中島3丁目 21-13新大阪日新ビル7F
更新日 : 2025年4月27日

常駐警備って必要?施設管理者が知っておきたい基本と依頼前のチェックポイント

「うちの施設に常駐警備って必要かな?」
施設運営をしていると、こんな疑問が一度は頭をよぎるのではないでしょうか。

警備といえばイベントや道路工事を連想する方も多いかもしれませんが、
実は、日常的に人が出入りする建物ほど“見えない安全対策”が重要です。
そこで導入されるのが、警備員が常駐して対応する「施設常駐警備(1号警備)」という仕組み。

今回は、常駐警備の基本から導入メリット、依頼時のチェックポイント、
そしてガードアクシスの取り組みまで、施設管理者の視点でわかりやすくご紹介します。

1. 施設常駐警備とは?まずは基本を押さえよう

「常駐警備って、そもそもどんな仕事?」
施設管理者の方にとっても、この業務の内容を正確に理解しているケースは
意外と少ないかもしれません。

施設常駐警備とは、警備員が特定の施設に常時または定時的に滞在し、安全管理を担う業務のこと。
警備業法では「1号業務」に該当し、国家資格を必要とする場合もある専門性の高い警備分野です。

日々の中で目立つことはありませんが、
人やモノの流れ、時間帯によるリスク、施設の構造的な特性などを把握し、
トラブルを未然に防ぐ“影の司令塔”のような存在です。

■ 施設常駐警備が導入される主な施設

  • オフィスビル:従業員の出入り管理、関係者以外の侵入防止
  • 商業施設(モール・百貨店など):開店前後の巡回、来客者対応、不審物チェック
  • 医療機関(病院・クリニック):患者・来訪者の誘導、安全確保、夜間対応
  • 教育施設(大学・専門学校など):門衛管理、不審者対策、設備の見回り
  • 公共施設(市役所・図書館など):施設案内、トラブル時の通報・誘導など

これらの場所は、多くの人が出入りし、日中だけでなく夜間や休日も稼働していることが多いため、
不特定多数の人が出入りするリスクを“常時見守る”体制が不可欠です。

■ 常駐警備員の主な業務内容

業務名内容目的
出入管理受付での確認・記録、来訪者や業者の対応不審者の侵入防止
巡回警備建物内外の定期見回り設備異常の早期発見・抑止力の発揮
監視業務モニターによる防犯カメラの確認状況把握と異常の即時通報
緊急対応火災・事件・事故・地震時の対応初動対応と被害拡大の防止

警備員は「立っているだけ」の存在ではなく、“万が一に備えて常に観察・判断を続けるプロ”です。

■ ポイント:異常が起こらないようにする“仕組み”を維持する仕事

施設の警備というと、事件・事故が起きたときに動く仕事というイメージを持たれがちですが、
本当の目的は「何も起きない状態を維持すること」です。

そのためには、普段の巡回中の気づき、設備の音やにおいの異変、来訪者の表情の変化など、
目には見えない“前兆”を察知する力が求められます。

つまり、施設常駐警備とは、「異常なし」を当たり前に保つための、緻密で責任のある業務なのです。

2. 常駐警備が“必要な施設”の特徴とは?

「常駐警備って、大規模な施設だけが導入するものでは?」
そう感じる方も少なくありません。
しかし実際には、中小規模の施設や店舗でも“人が出入りする場所”であれば、
常駐警備の導入が強く求められるケースがあります。

ここでは、常駐警備の導入を検討すべき施設やシーンを、わかりやすく解説します。

✅ 1. 不特定多数の出入りがある施設

日常的に多くの人が出入りする施設では、「誰が施設内にいるのか」が把握しづらくなるのが
大きなリスクです。

  • 来訪者の受付が無人
  • 業者や宅配の出入りが頻繁
  • 勤務者以外の関係者が入りやすい構造

このような施設では、出入管理の不備から起こる情報漏洩や窃盗、迷惑行為への対応が遅れがち
常駐警備員が受付・入退室管理を行うことで、「関係者以外は入れない環境」を整えることができます。

✅ 2. トラブル発生時の即時対応が求められる環境

万が一、事件や事故・トラブルが発生した際に、
誰が対応するのかが曖昧になっている施設は要注意です。

  • クレーム対応が現場任せ
  • 火災報知器が鳴っても誰も確認できない
  • 不審者やトラブル客の対応に慣れていないスタッフしかいない

こうした場面では、「訓練された警備員が常駐している」こと自体が、施設全体の
安心感につながります。
特に病院や高齢者施設、子どもが多く集まる施設などでは、
即時対応できる人材がいるかどうかで大きな差が生まれます。

✅ 3. 高額商品・貴重品・個人情報などを扱う施設

盗難・情報漏洩・破損といった被害が起きると、その後の信用回復に時間がかかるのが
このタイプの施設です。

  • 高価な医療機器を扱う病院
  • 大量の個人情報を保有する官公庁
  • 現金・貴重品を扱う販売店や金融機関
  • テスト機器や試作サンプルを保管する企業オフィス

こうした場所において、“警備員が常にいる”という存在自体が最大の抑止力になります。
加えて、防犯カメラの死角補完や巡回による点検・異常早期発見など、
「人の目」で守る警備の重要性は非常に高いと言えます。

✅ 4. 夜間・休日にも動いている施設

営業時間外でも人の出入りがある施設では、「勤務者がいない時間帯をどう守るか」が重要です。

  • 24時間稼働の工場や医療機関
  • 夜間警備が必要な公共施設
  • 年中無休の商業施設や物流倉庫

このような場所では、機械警備だけでは対応しきれない“イレギュラーなトラブル”
頻繁に発生します。
ガス漏れや水漏れ、設備異常の早期発見は、常駐警備員の定期巡回や監視があってこそ実現できます。

▶ まとめ:導入の決め手は「何を守りたいか」

常駐警備の必要性は、施設の大きさではなく、「その施設が何を守るべきか」によって決まります。

もしも自社施設に、

  • 来訪者の流れを管理できていない
  • トラブル発生時の対応体制が曖昧
  • 守るべきモノ・情報・人がある

といった課題があれば、常駐警備は“コスト”ではなく“投資”として導入を検討すべきサービスです。

3. 導入前に確認しておきたいチェックポイント

「常駐警備が必要かもしれない」と思っても、すぐに依頼に踏み切るのは不安…
そんな施設管理者の方に向けて、
導入前に必ず押さえておきたい“3つのチェックポイント”をご紹介します。

✅ チェック1:警備会社に在籍する資格保有者の割合

施設常駐警備は、「ただ見張る」だけの仕事ではなく、
高度な判断力・法令知識・対応スキルが求められる業務です。
そのため、在籍する警備員の中にどれだけ有資格者(警備業務検定・防火管理者など)がいるかは、
警備の質を左右する重要な指標です。

【見るべきポイント】

  • 警備業務検定(1級・2級)の取得者はどのくらいか?
  • 配属予定者に関連する研修や講習の受講歴はあるか?
  • 有資格者の割合が高い=緊急時にも信頼できる体制があるか?


✅ チェック2:警備計画の立案力・柔軟性

施設ごとに、警備が必要な場所・時間・対象は異なります。
そのため、「どこでも同じ内容の警備」で済まされてしまう会社では、
本当に守るべきリスクが見落とされる可能性があります。

【確認したいこと】

  • 警備会社が現地調査を行い、個別の警備計画を作成してくれるか?
  • 建物の構造や利用者の流れに応じた動線を警備計画に反映しているか?
  • 突発的なトラブルや人員変更にも柔軟に対応できる体制があるか?


✅ チェック3:報告体制・コミュニケーションの質

常駐警備は、日々の業務を「見える化」する報告体制がとても重要です。
報告の精度や連携の速さによって、施設側の安心感・信頼感は大きく変わります。

【確認したいこと】

  • 日報・巡回記録・異常報告などの報告方法はあるか?
  • 緊急時の通報・連絡フローが明確に定められているか?
  • 担当者との連絡・相談がしやすい体制があるか?


▶ 施設管理者が気をつけたいポイント

チェック項目理由
有資格者の割合を確認緊急時や不測の事態に強いかどうか判断可能
警備内容がテンプレートでないか本当に施設に合った対策になっているかを見極める
報告が「紙のみ」「口頭のみ」ではないか情報共有にタイムラグや抜け漏れが出る危険性

これらのチェックポイントを事前に押さえておくことで、
「思っていた警備と違った…」というミスマッチを防ぎ、導入後の満足度も大きく向上します。


4. まとめ|“常駐警備”は、信頼と安全のパートナー

施設警備における常駐警備は、単なる「防犯のための見張り」ではなく、
日常を“当たり前”に過ごすための仕組みそのものです。

私たちが日々出入りするビル、病院、ショッピングモール、学校…。
何も起きずに利用できるその裏側では、警備員たちが黙々と危険の芽を摘み取ってくれています。

✅ なぜ今、「常駐警備」が必要とされているのか?

近年は不審者の侵入事件、医療施設への迷惑行為、災害時の混乱など、
「いつ何が起きてもおかしくない」時代に突入しています。

こうした背景から、

  • 防犯カメラや機械警備だけでは不十分
  • 目の前で“人が対応してくれる”ことの重要性
  • トラブル発生時の即時対応・判断力

がより重視されるようになり、「常駐警備」のニーズが高まっています。

✅ ガードアクシスは、施設警備の“現場力”に強みがあります

私たちガードアクシスでは、施設の種類や利用者層に応じて、
最適な人材と警備計画を設計・実行しています。

  • 商業施設での接遇対応力
  • 医療機関での心配りと冷静な判断
  • 教育機関での安全確保と巡回力
  • 災害発生時の通報と避難誘導の初動対応

これらすべてを、マニュアルだけでなく“現場対応力”として体得したスタッフが、
貴施設をしっかりとサポートいたします。

▶ 最後に:施設の安心は、「誰が現場にいるか」で決まる

施設管理者として、「万が一」への備えは、実際にその場に立つ人間の質に左右されるということを、
ぜひ覚えておいていただきたいです。

常駐警備は目立ちません。
でも、「何も起きなかった」という結果こそが、私たちの最大の価値だと信じています。

✅ 施設警備をご検討中の方へ

「自分の施設に常駐警備は必要なのか?」
「どんな人材が来てくれるのか、不安…」
そんな疑問やお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

私たちガードアクシスが、“あなたの施設に最適な警備”をご提案いたします。

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