
1. はじめに
警備会社を選ぶ際、「警備員の資格」を意識していますか?警備の業務内容に応じて必要な資格は異なり、適切な資格を持つ警備員を配置できる会社を選ぶことで、より高品質な警備サービスを受けられます。
例えば、イベントの雑踏警備には「雑踏警備業務検定」が必須であり、工事現場の交通誘導には「交通誘導警備業務検定」を持つ警備員が適しています。本記事では、警備業務を依頼する際に知っておくべき警備員の資格の種類・役割・選び方のポイントを詳しく解説します。
2. 警備員の資格の種類と役割
警備業務には大きく分けて4つの分類があり、それぞれの業務に適した資格が存在します。依頼内容に合った資格を持つ警備員がいるかどうかを事前に確認しましょう。
① 施設警備(1号警備)に必要な資格
施設警備は、オフィスビル・商業施設・病院・学校・工場・公共施設などでの常駐警備や巡回警備、出入り管理を担当します。
施設の防犯対策や安全管理を徹底するため、資格を持つ警備員がいると、より高度なセキュリティ対策が可能になります。
📌 適した資格
- 施設警備業務検定(1級・2級)
⇒ 防犯・防災の知識が豊富で、建物の警備を専門に行う資格 - 防火・防災管理講習
⇒ 火災・災害時の適切な対応能力を証明する資格 - 上級救命講習
⇒ 事故や急病時に適切な応急処置を施せる資格
📌 資格を持つ警備員がいると安心な場面
- 24時間体制での施設警備を依頼する場合、夜間の緊急対応がスムーズになる
- 病院や介護施設など、利用者の安全管理が重要な環境での警備
- 商業施設やイベント会場の警備では、人の出入りが多く、より厳格なセキュリティ管理が求められる
② 交通誘導警備(2号警備)に必要な資格
交通誘導警備は、道路工事や建築現場、商業施設の駐車場などで、車両や歩行者の安全を確保する仕事です。事故を未然に防ぐため、適切な資格を持った警備員が必要とされます。
📌 適した資格
- 交通誘導警備業務検定(1級・2級)
⇒ 交通誘導の技術や法律知識を持ち、大型道路や交差点での警備に対応可能 - 道路管理技術者講習
⇒ 高速道路や大規模工事現場の交通管理を担うための資格
📌 資格を持つ警備員がいると安心な場面
- 交通量の多い道路工事現場の警備では、安全な通行を確保するために専門知識が求められる
- ショッピングモールや大型イベントの駐車場管理では、車両誘導と歩行者の安全確保が重要
- 夜間工事や悪天候時の交通誘導では、リスクの高い環境下でも的確な判断が求められる
③ 雑踏警備(2号警備)に必要な資格
雑踏警備は、花火大会・スポーツイベント・音楽フェス・祭り・ショッピングモールのセール時など、多くの人が集まる場所での安全管理を行う業務です。群衆の流れをコントロールし、事故を未然に防ぐ役割を担います。
📌 適した資格
- 雑踏警備業務検定(1級・2級)
⇒ 群衆心理や避難誘導のノウハウを学び、混雑時のリスク管理を実施 - 群集事故防止講習(民間講習)
⇒ 群集事故の防止策を学ぶための専門研修
📌 資格を持つ警備員がいると安心な場面
- 大規模なコンサートやスポーツイベントでは、観客の安全確保が重要
- 駅前や繁華街での警備では、混雑時の人の流れを適切に誘導するスキルが必要
- 災害時の避難誘導では、冷静な判断力と適切な行動が求められる
④ 貴重品運搬警備(3号警備)に必要な資格
貴重品運搬警備は、金融機関や企業の現金・貴重品の輸送を担当する業務です。警備計画を立案し、犯罪リスクを最小限に抑える役割があります。
📌 適した資格
- 貴重品運搬警備業務検定(1級・2級)
⇒ 貴重品輸送の警備計画策定やリスク管理を行うための資格
📌 資格を持つ警備員がいると安心な場面
- ATMの現金輸送では、厳重な警備体制が必要
- 高額商品の運搬では、外部からの窃盗を防ぐ対策が求められる
- 企業の機密データや貴重品の移動を安全に行いたい場合
3. 依頼時に確認すべきポイント
🔹 警備会社に在籍する資格保有者の割合を確認する
資格を持つ警備員が多いほど、警備の質が高くなる。
🔹 どの資格が必要な業務なのかを把握する
業務内容に応じた適切な資格を持つ警備員を配置できる会社を選ぶ。
🔹 研修制度が整っているかを確認する
資格だけでなく、定期的な研修を受けているかが重要。
4. まとめ|ガードアクシスなら資格を持つ警備員が在籍!
警備業務を依頼する際は、警備員の資格の有無を確認することが重要です。施設警備、交通誘導、イベント警備など、それぞれの業務に適した資格を持つ警備員が配置されることで、安全性とサービスの質が向上します。
「ガードアクシス」には、警備業務検定(1級・2級)、警備員指導教育責任者、機械警備業務管理者など、各種資格を持つ警備員が多数在籍。施設警備やイベント警備、交通誘導など幅広い業務に対応可能です。
安心・安全な警備を求めるなら、資格を持ったプロが揃う「ガードアクシス」にぜひご相談ください!